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水中撮影を行う場合の出発地点は何時も同じ場所とは限らず、当日の水中の状況が良い (濁りの少ない)場所を選んで潜っていました。ウエットスーツを着ていますが、 体温低下を少なくすることで水中での体力消耗を抑えることが出来、毒を持った浮遊物との接触を減らすと同時に岩礁との接触による怪我も少なく出来るなどのメリットがあり、 海に入る時には必要不可欠でした。

ウエットスーツはその構造上数s程度のものは水上に持ち上げる程の浮力があるので、 そのままでは潜ることが困難です。水中で浮きも沈みもしないバランスを取る為に鉛の ウエイトを体に巻きますが、ウエットスーツが半そでタイプか全身タイプか、 更には生地の厚みにより異なりますが、3.5kgから6kg程度の重りを腰に巻いて潜っていました。

撮影機材はニコノスで、レンズは28ミリと15ミリを使用。水中で使用する為のストロボは 手作りですが、ガイドナンバー30のものを塩ビパイプに入れてシーリングを施し、 光カプラで接続。シャッター動作と発光を同調させていました。 サイパンへ行った時、観光スポットの一つであるグロットで水深35mまで潜ったことが ありますが、問題なく動作。水圧で壊れることもありませんでした。