進発所

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進発所は、港から最も離れた住宅街の裏に存在しました。




池島炭鉱では、時間的にも余裕を持って出勤する者が多く、繰り込み時間に なるまで、外でのんびりと過ごす様子が見られました。




この様な状況も、決して珍しいものではありませんでした。




進発所から遠い港地区からは、通勤専用のバスも運行していました。

撮影に気軽に応じてくれる方も少なからず居ました。




ロッカー室で撮影していますが、状況からは仕事を終えて入浴している様子が 伺えます。

スコップやツルハシは坑内作業の必需品ではありますが、機械化された採炭や 掘進の現場では、補助的に使用される場合が殆どでした。




ヘルメットに降り積もった炭塵を見るだけでも、現場環境の凄まじさを 感じ取ることが出来ます。




地底へ入る際には、暗闇を照らす為の照明具と、COマスクと呼ばれた救命具 (坑内火災発生時に必要)を身に付ける必要がありました。




仕事を終え、入浴前に一服のシーンです。




出勤したら、作業着に着替えることから始まりました。




進発所内繰り込み場の普段の様子です。




繰り込みが始まるまでは、緊張感も殆ど感じられず、ゆったりと時を過ごす 光景が見られました。




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保安週間には毎年子供達が画いた絵が飾られました。




繰り込みが始まると表情が一変。地下世界で働く者のその眼差しからは、緊張感 と共に仕事へのやる気や保安意識の様なものが溢れ出ている様に感じました。




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入坑前に現場の状況や連絡事項を伝えています。怪我人が出た時は、 怪我の程度や発生した時の状況などが伝えられました。




入坑直前には、当日の注意事項を全員で連呼・指差呼称していました。




仕事を終えて地上に上がった中には、埃に塗れた姿も見られました。




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保安週間には、進発所にも主婦の姿が見られました。




年中行事の一つに坑内見学がありました。主婦や学校の教師に、現場の状況を見てもらう 目的で行われていました。




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池島炭鉱を体験入坑したメンバーを記念撮影しました。




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進発所にある立坑は地底650mへと続いていて、人が乗る部分は1本のロープで 吊り下げられていました。




鳥小屋にも見えるこの場所は、洗濯した作業着や靴を乾燥させる為の施設で、 サウナ風呂の様に高温の空間になっていました。




繰り込み場の隣室には、各自が携行する照明具の充電を行う設備がありました。




木製のロッカーが使用されていた頃の姿ですが、スチール製のものより味わいを感じました。




繰り込み時には喧騒に包まれるこの場所も、平時は人の姿が無く、とても静かでした。

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