池島の美風景



池島炭鉱の進発所は、港から最も離れた住宅街の裏にひっそりと存在。 地底650mに通じる立坑があって、一番方から三番方まで、日夜多くの 作業員が入昇降を行っていました。




島の高台には炭鉱従業員の為の住居が建ち並び、幹線道路を隔てた側には鉱業所 の施設が広がっていました。




港地区からは、島の山肌に張り付く様に存在する選炭施設や貯炭場、 石炭の船積み施設などを見ることが出来ました。時間帯によっては、 ボタを満載したトロッコが行き来する様子も見られました。




島の頂きに上がると、学校や住宅街などが見え、島の様子も良く分かりました。




池島には大きな湾がありますが、元は鏡が池と呼ばれた大きな池が変化した 姿で、池島の名の由来になっています。湾の一部は、石炭船積み込み場 として使用されていましたが、フェリーや旅客船の出入りも多く、その便数は 一日30便程に達していました。




小さな島でありながら、島の低地や高台にも住宅街が存在。ボタ山や貯炭場 、立坑やぐらなど、石炭の島「高島」や「軍艦島」とも共通する部分が幾つ もありました。密度の高い島の造りや独特の風貌から、池島が石炭の島である と実感したものです。




天気の良い日には、対岸から池島の様子が良く見えました。 穏やかな海上に点在する島々の中の一つは、池島炭鉱の排気立坑に なっていました。




港地区は、炭鉱の施設が良く見える所にあり、炭鉱町の風情に 満ちていました。中央の建物は公衆浴場で、入浴は無料でした。




池島炭鉱には立坑やぐらが2本存在。左が第1立坑、右のものは第2立坑です。




池島を覆う光芒を撮ることは簡単ではありませんでした。遠方まで 足を延ばす撮影旅行の効率の悪さを痛感したものです。




高島から撮影していますが、左端に見えるのが池島です。視界が良い 時は、進発所や住宅街の様子も良く見えました。




閉山以前は、アパートの窓から無数の光が漏れ、鉱業所は夜間照明が点灯。 島が生きている様子や輝きが良く分かりました。




対岸の高台からは池島の様子が良く分かりました。








港から最も離れた住宅街の一角を撮影していますが、閉山後は無人のアパートが 大部分になり、閉山以前の様子は想像し難い状態に変わっていました。




池島に最も近い大島からは、池島が輝く様子が良く見えました。

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